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2014年3月11日

20140309 こども昆虫教室「クワガタの集まる場所を作ろう」;蓮尾レンジャー

今日は少しずつ春めいてきたのか、あまり朝の厳しい寒さを感じませんでした。といってもまだ霜柱はたっていましたが。シジュウカラたちは春が近い事を知らせるようにさえずりを始め、ホソミオツネントンボ達は11月からいた場所を、気温が暖かい時に移ったようで見つかりませんでした。春までもう少しと感じながらスタートとなりました。

今日のテーマは「クワガタの集まる場所を作ろう」です、みなさんクワガタというとほとんどの方は頭に思い浮かべることのできるメジャーな昆虫だと思います。そんなクワガタを自分たちで丸太を組んで集まる場所を作ろうという企画です。

最初はレクチャー室に集まり、クワガタ好きの強豪たちのために私が作った、クワガタクイズに挑戦していただきました。簡単な問題からマニアックな問題、生態の事までオールジャンルに出題しました。

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出題の一つとして取り上げたのは

「クワガタは他の昆虫とはある部分がちがうので、クワガタだと見分けることができます。それはどこでしょう?下の中から正解だと思うものに○をしましょう。」

「1、アゴ 2、触角 3、口の形」

正解は「2、触角」です。クワガタの触角はL字になっていて、さらに触角の先端がブラシ状になっています。下の写真はそれをスクリーンと標本で説明している所です。

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答え合わせと雑学をお話した後は野外に出て、クワガタが集まって産卵しやすいように丸太を組みます。子ども達一人一人で行うのはとても重労働なので、2班に分かれ丸太を組みます。1班は私「はっち」班ともう一班は筑波大学のサークルのねっしー所属「さーど」班です。班の分け方は、巣箱の中のくじを引き「は」だとはっちの班、「さ」だと「さーど」の班になります。

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場所をコジュケイの林に移し最初に行ったことは、1年前2年前にも同じように丸太を組んだものを経過観察しました。1年前の物は少しだけカワラタケが生えていましたが、最初とあまり変わらず綺麗な状態でした。2年前のものはカワラタケがたくさん生えて、穴もあいていましたよ。その穴はクワガタの物ではなさそうですが、他の昆虫が利用しているのは間違いなさそうです


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過去の丸太を参考にしながら、班ごとに地面に丸太を埋めたり落ち葉をかけたりしながら丸太が腐りやすいように工夫していきます。大人は少し手伝いしましたが、口出しをせず子ども達が意見を出し合い好きなように丸太を組んでいきます。

「はっち」班は一番下の丸太を横にして半分埋め、その上に丸太を組んで落ち葉をかけ、最後は上から見るとカブトムシの形になりました。子ども達の発想にはびっくりです。まさか丸太でカブトムシの形を作るとは

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続いて「さーど」班も一番下の丸太を横にして半分埋めたところまでは同じですが、綺麗な正方形に組んで観察しやすいようにしました。また正方形に組んだ丸太にクワガタが登りやすいように、1本の丸太をたてかけました。

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同じくらいの年齢の子どもたちが集まって丸太を組んでも、全然違う形になるのは正直驚きです。子ども達の個性はひとつひとつ大事に育てたいですね

これで本日のこども昆虫教室「クワガタが集まる場所をつくろう」は終了となります。
またこの回を持ちましてこども昆虫教室が終了となります。4年間長くて短い時間でしたが、ご参加いただいた方、今まで本当にありがとうございました。これも皆様に参加していただいたからこそ続けることができた、と心から思っております。この場を借りてお礼申し上げます。
私は牛久自然観察の森におりますので、昆虫の事で分からないことがありましたら、いつでも尋ねに来てくださいね♪

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