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2013年2月11日

2/10 こども昆虫教室「スズメバチの巣・・・解体!」 午前、午後の部;蓮尾レンジャー

寒い日が続き暖かい日が待ち遠しく感じますが、2~3日前にマンサクが花を咲かせ春が近付いていると感じさせてくれました。あと1カ月もたたないうちにアズマヒキガエルも産卵するために起きて、どんどん生き物たちも活発に動きだしていく季節となります。

さて本日のこども昆虫教室はスズメバチの巣の解体です。テレビなどでスズメバチの巣を見る機会はありますが、果たして中身はどうなっているのでしょうか?人気企画だっため午前の部、午後の部とわかれておこないました。

最初はスズメバチなどのハチについて、クイズで学んでいきます。大人の方にも挑戦していただきましたが、難しく全問正解した方はいませんでしたでも今から覚えていけば良いので大丈夫です♪

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クイズの後はスズメバチのお話です。内容は身近にいるスズメバチの種類や生態、人との関わりなどです。

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人の関わりの中でハチノコ(スズメバチの子ども)を食べていた事を紹介し、長野県から取り寄せたハチノコを食べてもらいました!

最初は箸でつまむのもおっかなびっくりでしたが、いざ食べてみると佃煮の良い香りが口に広がり、私もとても美味しくいただきました

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中にはおかわりしたいという人までいましたよ

そしていよいよお待ちかねのスズメバチの巣の解体です。
スズメバチの巣といっても木のうろの中や土の中等閉鎖している場所に作るスズメバチの仲間と軒下や草原などどこでも作ってしまうスズメバチがいます。閉鎖場所に作るスズメバチの仲間はオオスズメバチなどで、どこでも作ってしまうのはテレビや新聞で有名なキイロスズメバチなどです。

最初に紹介した巣は閉鎖したところにつくるヒメスズメバチの巣で、昔に鳥の巣箱の中につくったものを見ていきました。それ以外にも去年の夏頃に手に入れ、冷凍して保管していたヒメスズメバチの幼虫、卵などを手に取り観察しました。

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芋虫みたいな形からあのハチの形になると思うと、本当に昆虫の体は不思議ですね

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その後午前の部では、キイロスズメバチの巣を解体しました。大きさはたてが60cm、横は30cmでした

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外壁をカッターできれいに切り取っていくと・・・

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とてもきれいな巣盤が8層でてきました。

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一番大きな巣盤の育房(幼虫が暮らしていた穴)を数えてみると596個あり、巣盤が大小あわせて8層あったので、春から秋にかけて単純に計算しただけでも約4000匹のハチたちが暮らしていたことがわかります。

午後の部ではコガタスズメバチの巣を解体しました。大きさはたてが30cm、横は25cmでした。

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そしてカッターで同じように切っていくと巣盤が4層出てきました。

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こちらも巣盤の一つを数えてみると246個あり、単純に計算してみても約900匹のハチたちが、サッカーボールより少し大きなものの中で生活していたことがわかります。
窮屈でなかったのか、真夏の暑い日はどうやって過ごしていたのかなど疑問が溢れてきます。
普段なかなか見る機会がないハチの巣の中身ですが、中を開けてみると不思議に満ち溢れたとても面白いものでした

ハチ=恐怖というイメージがついていますが、生態など面白い事や不思議な事がたくさんあります。ぜひ今度見かけた際は危なくない程度にじっくり観察し、興味をもっていただければ幸いです。
次回のこども昆虫教室は3/10「クワガタの集まる場所をつくろう」です。こちらもぜひご参加ください♪

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