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2011年11月20日

四季のガイドツアー「冬準備の昆虫たち」;蓮尾レンジャー

今回の四季のガイドツアーは、「冬準備の昆虫たち」です。今の時期は冬が近づいてきたので、それに合わせて昆虫たちも寒さに耐えるための準備をしています
そんな冬を乗り切るために準備をしている昆虫を観察しにいきました。

最初に見つけたのはチョウセンカマキリというカマキリの卵鞘(カマキリの卵を包んでいる泡のようなもの)です。カマキリは種類によって卵鞘の形が違うので、何の種類のカマキリが卵を産んだかがわかります。
色が枯れた草にそっくりなので、何気なく歩いているだけでは見落としてしまいます。目立ってしまうと鳥などに食べられてしまうので、色を目立たなくさせるのはカマキリが子孫を残すための知恵なのですね。

Photo

次はNC近くのカラタチの木にいきました。カラタチの木はミカンの仲間なので、ミカンの仲間の葉を食べるアゲハチョウの仲間がいます。今の時期は冬を越すためにアゲハチョウの仲間は蛹です。
アゲハチョウの蛹は緑色か茶色で、今回見つけたのは茶色のアゲハチョウの蛹でした。茶色の蛹は木の幹の茶色に似ていて、とても目立ちにくいです。蛹は冬までその場から動くことができないので、目立ってしまうとすぐに鳥などの天敵に食べられてしまいます。

Photo_2

そのあとはバッタの原に向かいました。バッタの原は9~10月にたくさんのバッタたちが飛んでいましたが、今はほとんど見ることができません。今の時期のバッタは卵で、どこに卵があるかというと、来園者の方が歩いている砂利の道の下にあります。
バッタの原にロープが張っているのですが、そこに寒さに耐えていたバッタが休憩していたので少し観察しました。

Photo_3

そのあとはコジュケイの林へ。ここの林も夏にたくさんのカブトムシたちがいましたが、今はいません。カブトムシたちは移動したわけではなく、冬の間は幼虫で腐葉土の中にいます。また夏になるとたくさんのカブトムシたちでにぎやかになります。今から来年の夏が楽しみですね♪

最後に観察したのはコジュケイの林に生えているサンショウで、そこにはオオカマキリの卵がついています。最初に観察したチョウセンカマキリの卵鞘とは形がぜんぜん違います。
一口にカマキリの卵鞘といってもいろいろな形があるので、探してみると面白いですね

そんな冬越しの準備をしている昆虫観察をおえ、今日は正門前で解散となりました。

次回の四季のガイドツアーもお楽しみに♪

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