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2008年3月30日

野原の春色さがし 報告:斉藤レンジャー

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3月最後の日曜日、花曇りのガイドツアーとなりました

毎週日曜日と祝日の午後2時〜3時に行われている「四季のガイドツアー」
今回のテーマは「野原の春色さがし」
まずは上の写真をご覧下さい↑何をしているところ??
この時季に野原を彩る代表的なシソ科の植物「ホトケノザ」の花笛に挑戦してみました
淡い甘みのする花をくわえて、口笛を吹く様にピュ〜っと何人かの方は成功!

さあ、次は小さなビオトープ池に大注目!
春を告げるのは野草だけではありません中をよーく観察してみると

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アズマヒキガエルのおたまじゃくしが!
以前このブログでもお伝えしましたが、観察の森では3月22、23日あたりにガマ合戦が行われました。
園内の大きな池ではもちろんの事、今年はネイチャーセンター前の小さな池でも卵塊が見られました。
あれから1週間、卵塊の一部はほぐれていて、中には小さなオタマジャクシが!ものすごい数ですっ
参加者の方からは越冬したウシガエルのおたまじゃくしの話題も!
そういえば、先週はアマガエルがアオダイショウ(蛇)ににらまれている所に遭遇した気が・・・
たくさんのカエルに出会える季節になりましたね!

さあ、続いて園内で最も広い野原「バッタの原」へ
その端では夜の蛾である「ウスタビガ」のまゆ探し!
まだ葉のついていないケヤキの枝に鮮やかな緑の繭を発見
もう少ししたら葉が覆い茂って見えなくなるんだなあ

ん、葉と言えば「ギシギシ」についたあの小さな虫を忘れてはいけませんね
そうです、この時季突然現れて、ギシギシの葉っぱを穴だらけにして食べ尽くしてしまう
「コガタルリハムシ」もちろんみんなで探してみました〜
ちょっと触れるだけでコロンと葉っぱからおちてしまうのも発見
それにしても綺麗な瑠璃色です!

カエルや昆虫を続けて観察してきましたが、最後は「バッタの原正門」付近に立つ樹木に注目です。

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観察の森では桜よりも早く春を告げる花、「コブシ」の白い花をじっくり観察!
原っぱに落ちている花びらからも甘い香りが〜ん、何に例えれば良いのかな?バニラ、モモ?
もちろん木についている花の香りもとても柔らかい甘い香りでした
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実はこのコブシ、つぼみの先端が北を向く性質があると言われています。
そうです、コンパスプラント、という異名もあるのです。
ほんとにそうなっているのかを方位磁石を使ってみんなで確認!?
「そう言われれば、何となくそんな気が・・・」

この時季、お花見の主役として桜が注目されがちですが、
野原ではその他にも様々な春色の生き物達が
待ちわびた春をめいっぱい楽しんでいるように思います
皆さんも身近な「春色」を探してみませんか
案外近くで見つかるものですよ〜

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