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2007年7月16日

ガイドツアー『森のお昼寝』:村中レンジャー

四季のガイドツアー『森のお昼寝』を開催しました.
『森』は眠るのでしょうか?

『動物』は? 眠りますね.ただし,動物の種類によって眠る時刻や時間,方法などは違います.
目をつぶったり,動きが鈍ったり,「眠っているな」というのが分かります.
体や脳を休めるために睡眠は必要です.

植物は眠るのでしょうか.
タンポポの花は開いたり閉じたりします.花の眠り?でしょうか.雨の日や夜は閉じていますね.

葉は眠るでしょうか.葉も開いたり閉じたりします.
ネムノキの葉は夜や日中で申すぐらい日は閉じます.光の弱い時に開いていても利点がなく,むしろ虫などに食べられやすいので,閉じた方がよいのではと言われています.本当でしょうか.
ネムノキの葉を触っても閉じません.オジギソウと間違えないように.

暑い最中,クズ,ツルマメなどの複葉の葉が葉を折り畳んでいるのにお気づきでしょうか.強光による葉の温度の上昇を避けているのです.光合成には光が必要ですが,暑すぎるのは困ります.葉を折り畳んで回避しているのです.夕方になるとまた開いてきます.真夏の日中,よく観察してみてください.

それでは,葉がしおれているのは見たことがあるでしょう.それも暑さを耐えるための戦略です.無理矢理のばしてみたり,水が足りないからといって水をかけてはいけません.

植物も早花を開いたり閉じたり眠ります.それは「休む」,というよりは「耐える」と言った方がよいでしょうか.長い進化の過程で培われた生きていくための知恵なのです.

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