« 5月5日こどもの日ガイドツアー:斉藤チーフ | トップページ | 森で五感をフル回転:斉藤チーフ »

2007年5月 6日

ガイドツアー『植物図鑑の使いかた』:村中レンジャー

今日は朝から大雨です。
園路に出て森を観察する予定でしたが、予定を変更して室内でのレクチャーになりました。
今日のテーマは『植物図鑑の使いかた』です。
野外で見知らぬ美しい花の植物に出会ったとき、その植物の名前を知りたくなる事はありませんか?

植物の名前を調べるのは、地味なことなのですが、良いことがいくつもあります。
まず、その植物に親しみを覚える第1歩になること、
次に、その感動を誰か別の人に伝えようとするとき、名前が分かれば簡単に伝える事ができること、
そして、その地域の大切な植物相を正確に知るための手段になること、です。

そのために、今回はたくさんある植物図鑑からどれを選ぶのがよいか、というテーマに絞ってガイドを行いました。

日本でこれまで出版された植物図鑑は非常に数多く、途方にくれてしまうほどです。その中から、良い図鑑を選ぶことはなかなかたいへんなことです。

写真を多用した図鑑は入門としてよく用いられます。一方、線画(白黒)の図鑑はとっつきにくい感じがします。
写真図鑑は植物に対するイメージが湧きやすいのが利点ですが、実際の野外では植物の様々な変異(色や大きさなど)が多いのが普通で、現物とのギャップが目立つ事があるのが難しい点です。
線画の図鑑はイメージ、という意味ではむずかしいと思われますが、非常に多くの個体をもとに描かれているので、図、説明ともに正確です。

まずは入門的な植物図鑑を大いに活用しましょう。日本には5000種を超える野生植物が生育していますが、草本は100種、樹木は50種、分かるようになると、概ね図鑑で調べる事ができるようになるそうです。
それまでは、まず、ガイドや案内版などを活用して、植物をじっくり観察することから始めましょう。
観察の森の植物解説板を設置中です。牛久の里山植物を探しにいかが?

|

« 5月5日こどもの日ガイドツアー:斉藤チーフ | トップページ | 森で五感をフル回転:斉藤チーフ »