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2007年1月21日

バードウォッチング&小鳥の巣箱かけかえ:若レンジャー

毎月第3日曜日はバードウォッチングの日。
今日はさらに、園内に設置されている巣箱の利用調査と掛け替えを行いました。
どちらも、始まる前には予想だにしない出来事が目白押し!

まずは、午前中に開催されたバードウォッチングから。
新年最初で、寒い朝と言うこともあり、お客さんは少ないかと思っていると、なんと、20人以上来ていただいて、満員御礼のスタートとなりました。
しかも、バッタの原ではベニマシコが姿を見せてくれ、コブナの流れでは、色の付き始めたルリビタキが冬の空とそっくりな淡い水色の姿をみせてくれました。
さらに、振り返ると上空を優雅に舞う鳥のシルエット。
大きかったので、アオサギかと思ったら、えものを探し中なのか、旋回しながら様子をうかがうオオタカでした。
本当に毎月第3日曜日のバードウォッチングは毎回何かが起こる面白い日です。


午後には園内に掛けてある小鳥の巣箱の掛け替えを行いました。
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こちらは、3年前に子どもたちが小鳥の巣箱の利用調査のために掛けた巣箱
小鳥とは主にシジュウカラの事で、巣箱の入り口の「径」がとても重要になります。
実際に利用されているか、去年の1月に続き、今年も調べました。


こちらもすごい利用率!
前回の調査結果では、園内17ヶ所に設置された巣箱で、利用率は半分以下。
しかも、そのうちシジュウカラが利用した物はさらに少なかったです。
それが今回は17ヶ所中、14ヶ所を利用し、そのほとんどがシジュウカラが利用していました。
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鳥の巣は、鳥ごとに巣材に利用する材料がちがうので、判別する事ができます。
シジュウカラの場合は基本素材として「コケ」を利用します。
中には他の生き物の毛を少し利用したものや、ヤママユを利用したものもありました。


この巣箱の中には「糞」が残されていたので、子育てが終わった後も寝ぐらとして利用されていたようです。
子育て中は糞は巣の外にだしてしまうので、残りません。


今回、巣箱の利用率と言う面では大変な好結果でしたが、その巣がすべて良い結果だった分けではありませんでした。
中には、子育ての途中で親が事故に遭ってしまったのか、子どもが巣立つ前に、巣箱の中で死んでしまっている巣箱もありました。
ここでもまた、自然の厳しさを目の当りにしました。

小鳥の巣箱は5月の愛鳥週間に話題に上る事がおおいですが、巣箱を掛けるなら1月中がラストチャンス。
シジュウカラは庭先にも良く来てくれるとってもかわいい小鳥です。
ぜひ、とりのえさ台と共に、巣箱も取り付けてみてくだい。
ネイチャーセンターに巣箱作り方の資料もありますので、ご利用してくださいね。

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