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2006年8月27日

ガイドツアー『セミの鳴き声診断』:若レンジャー

夏の虫はカブトムシとクワガタだけじゃないぞ!
みーんみんみん!ツクツクボーシ、ツクツクボーシ!
夏の音と言えばセミの声。
セミの鳴き声がないと夏が来た気がしないよね!
今、森の中はセミたちが恋人を求めて歌声を競い合っています。
と言うことで、今日はセミの鳴き声診断です。

みなさんはセミの鳴き声に耳を傾けたことがありますか?
普段はセミの鳴き声が聞こえると余計に暑く感じると嫌がる方もいるかもしれませんね。
でも、よおく聞いてみると「あれ?朝鳴いていたセミが今は聞こえなくなったな」とか「森に入ったらアブラゼミの鳴き声がなくなったな」とか、いつもがむしゃらに鳴いているようなセミたちにも少しずつ特徴があることに気がつくと思います。

実はセミたち凄く繊細な生き物。
気温や日差し、植生で大きく住むセミの種類がかわってきます。
観察の森も場所によって大きく生えている木の種類や密度が違います。
まずはバッタの原へ行ってみましょう!
バッタの原にはあまり木が生えていませんが、ツクツクボーシが元気よく鳴いていました。
続いてネイチャーセンターの近くへ。
ネイチャーセンターの近くにくるにつれて木がだんだん増えてきました。
ここでもツクツクボーシが元気よく鳴いていますが、それにもましてアブラゼミが良く鳴いています。
さらに奥にすすんで、杉林のヒグラシの林に進んでいきます。
森の中は少し涼しく、薄暗いです。ここではカナカナカナカナと鳴くセミがいます。
これは森の名前にもなっているヒグラシの鳴き声です。

あれ?ここまで来ましたが、セミと言えば出てくる名前が出てきてませんね。
あのセミです。そうですあれあれ、あのセミです!
それはミンミンゼミですね。
先ほども少し書きましたが、セミは場所のほかにもおおまかに鳴く時間が決まっているセミもいます。
ミンミンゼミは主に朝に鳴くセミなので、午後のガイドツアーではあまり聞きづらいようですね。
でも、今日のガイドツアーはちょっと変な天気です。
天気は曇り、太陽が雲に隠れたり、雲の隙間からたまに日差しがさしたりしています。
カワセミの池の近くでセミの鳴き声に耳を傾けてみると、太陽が雲に隠れている間はヒグラシが鳴き、日差しが出るとアブラゼミやミンミンゼミが鳴き出すというおもしろい体験ができました。

もちろん時間帯のほかにセミの鳴く時期にも違いがあります。
ここ2週間ほどで鳴き始めたツクツクボーシは夏の終わりを告げるセミです。
夏休みもあと数日。セミの鳴き声を聞きながら季節の移り変わりを感じてみてはいかがでしょうか?

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